明治神宮ミュージアム
緑豊かな明治神宮の杜に建築家・隈研吾氏の設計による建屋も厳かな空間に自然に溶け込む
都心の中でもなお緑豊かで厳かな雰囲気が漂う明治神宮の杜に建つ、明治神宮ミュージアムは、明治神宮の御祭神である明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々を末永く保存、展示するために、鎮座百年祭記念事業の一環として1019年(令和元年)10月に開館しました。
明治神宮の参道の途中、明治神宮の杜に佇む特徴的な屋根を持つ明治神宮ミュージアムは、建築家・隈研吾氏の設計によるもので、「木」を意識して建てられたものです。明治神宮の杜は、明治天皇が崩御された後に、全国から集まったボランティアの手によって、持ち寄られ植樹されたものであり、100年という短期間で野原だった場所が、これだけの深い杜へと生まれ変わったことは、奇跡ともいわれています。
景観の邪魔をしないようにかなり緩やかな勾配の特徴的な屋根や、壁一面全面ガラス張りの大パノラマが広がる広い館内は、屋内にいるにもかかわらず、明治神宮の杜に溶け込み杜の中に入り込んだように感じます。また、建築の際に切り倒された欅や楠などの樹木は、家具や内装に再利用されていて、森という貴重な資源を見事に循環させています。2階ロビーに置かれたベンチやエントランスのカウンターは、境内で風雨などにより自然に倒れた樹木が活用されています。
1階の「杜杜の展示室」では、明治神宮に宿る百年・一年・一日・一刻という4つの時間軸を通して歴史や日々の営みを映像などを用いてわかりやすく展示しています。
2階の「宝物展示室」には、宝物殿から移した明治天皇・昭憲皇太后の御愛用の品々が展示されています。なかでも最も目を引くのは、部屋の中央にガラスケースに囲まれた、約130年前の大日本帝国憲法の発布式に青山練兵所(現在の神宮外苑)における観兵式に行幸啓の折、明治天皇・昭憲皇太后が御乗車になった金色の鳳凰の彫刻を頂く英国製の国儀車が『六頭曳儀装車』です。他にも、御常用御机・御鉛筆・御文鎮など実際にお使いになられていた品々が展示されています。
基本情報
◎東京都渋谷区代々木神園町1-1 TEL:03-3379-5875 ◎アクセス:JR山手線「原宿駅」表参道改札西口より徒歩5分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮駅」より徒歩5分 ◎開館時間:10:00~16:30(最終入館は16:00まで) ◎休館日:木曜日、展示替期間 ◎入館料:一般1,000円、高校生以下900円、小学生未満は無料 ◎駐車場:明治神宮境内、参拝者駐車場(P1)がご利用いただけます。
🎨💖 美と恋の脳科学:アートと恋人の顔の共通点
カズレーザーと学ぶ、美と恋の奥深い関係に迫ります!最新の研究で明らかになった驚きの事実をご紹介します。
美しいアート作品を鑑賞するときと、恋人の顔を見るとき、脳の中で何が起こっているのでしょうか?実は、その答えは意外なほどに似ているのです。
アートと恋の脳の共通点
研究によれば、美しいアートを鑑賞するときと、恋人の顔を見るときには、脳の特定の部位が活性化されます。その中でも特に注目されるのが、「内側眼窩前頭皮質」という脳の領域です。
この領域は視覚情報処理だけでなく、美を感じる際にも重要な役割を果たしています。美しいアートを見たときや恋人の顔を見たとき、この部位が活性化することで、ドーパミンと呼ばれる快感や幸福感をもたらす神経伝達物質が放出されます。
美と恋の共通領域の意味
アートと恋の脳の活性化パターンが似ていることから、美しさや愛情に対する脳の反応には共通点があることが示唆されます。つまり、美しいアート作品を見ることも、恋人の顔を見ることも、脳内で同様のプロセスが起こっていると言えるのです。
美しいアート作品を見たとき、内側眼窩前頭皮質は活性化し、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が放出されます。ドーパミンは快感や報酬に関わる神経伝達物質であり、美しいと感じた時に喜びや幸福感を感じるメカニズムと考えられます。
一方、恋人の顔を見たときも、内側眼窩前頭皮質が活性化することが研究で示されています。これは、恋人の顔を美しいと感じているだけでなく、愛情や親密感を感じていることにも関係していると考えられます。
美と恋の関係性が脳科学の観点
この発見は、美や愛情が脳内でどのように処理され、感じられるのかについての新たな理解を提供します。美と恋の関係性が脳科学の観点からも裏付けられたことで、私たちの感情や行動を理解する一助となるでしょう。
つまり、アート作品と恋人の顔は、異なる対象ではありますが、美しさを感じる脳のメカニズムは共通していると言えるでしょう。
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