花粉の飛散が本格的な花粉症のシーズンが近づく中、2023年は関東や近畿など各地で過去10年で花粉の飛散量が最も多くなる恐れがある。国内の花粉症患者は約20年で2倍超に増えたと推計され、花粉症は若い世代の増加が目立つ。花粉症の症状は、鼻水や喉の痛みなど症状の一部は新型コロナウイルスと似ており、花粉症の専門家は「心配なときは早めに医療機関に相談を」と呼びかけている。
環境省が毎年行っているスギ雄花花芽調査報告によると、昨年の夏は気温が高く、日照時間も長かったことなどから、とくに関東、北陸、中国地方などで、過去10年間で最大値を超えるスギ雄花の量が観測されていることから、2023年春のスギ花粉飛散量は極めて多くなる見通しです。2023年は過去10年で花粉の飛散量が最も多くなると予測されています。
日本における花粉症患者の正確な数はわかっていないものの、日本耳鼻咽喉科学会などの最新の疫学調査によると、10代から50代ではスギ花粉症の有病率は45%以上、スギ以外の花粉症の有病率も30%前後と非常に高い数値が報告されている。また、花粉症の有病率も年々増加傾向にある。花粉症の症状の程度の差はあれりますが、日本人のおよそ半数近くがスギ花粉、ないしは花粉症キャリアと推測されています。
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