新型コロナ コーヒーが予防に役に立つ??
朝の1杯のコーヒーが、新たな1日をスタートするための活力源となっている人は少なくないだろう。科学的にもコーヒー摂取にさまざまな健康上のメリットが存在する可能性がこれまでに指摘されている。そして最近新たに、コーヒーが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から身を守ってくれる可能性を示すデータが報告された。
この研究は、米ノースウェスタン大学のMarilyn Cornelis氏らによって行われ、結果の詳細は「Nutrients」に6月20日に掲載された。コーヒーに加えて、野菜にもCOVID-19感染リスクを低下させる可能性がある。
健康増進[編集]
コーヒーを長期間に亘って飲用した場合についても、多くの疫学的研究が古くから数多く行われてきた。1980年までには「コーヒーが体に悪い」という視点からの報告が多かったが、それらの研究の多くは1990年代に、より精度を高めた追試によって否定されている。一方、1990年代からは「コーヒーが体に良い」という視点からの研究もなされている[50]。
- コーヒーに含まれるクロロゲン酸にマルトースをグルコースに分解する酵素であるα-グルコシダーゼの阻害活性が認められ、ラットで食後の血糖上昇の抑制作用が認められた。カフェインにはα-グルコシダーゼ阻害活性は認められなかった[51]。コーヒーをよく飲む人たちでは糖尿病発症のリスクが低くなる傾向が見られた[52]。
2015年5月7日、日本の国立がん研究センターなどの研究チームがコーヒーおよび緑茶を日常的に摂取する人が、そうでない人に比較し病気などで死亡するリスクが大幅に低減するとする調査結果をまとめた。調査は19年間にわたる追跡で日本全国の40-69歳の男女約9万人に対し行われ、他の生活習慣などと合わせ質問し、コーヒーおよび緑茶を1日にどれだけ摂取するか、というものであったが、その結果コーヒーを1日に3 – 4杯飲む者はほとんど飲まない者に対し、死亡リスクが24%低かった(緑茶=1日1杯未満の者に対し、1日5杯以上飲む男性で13%、女性で17%低減。死亡リスクにかかわる年齢及び運動習慣などは影響を与えないよう統計学的に調整済み)。19年間では約13,000人が死亡していた。同チームは、調査結果の原因をコーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンによる血圧降下作用、両方に含有されるカフェインが血管や呼吸器の働きを高めている可能性を指摘した[53][54][55]。Wikipediaより引用
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