占星術への招待状4　　　～占星術における太陽の12の役割～

支配星

ホロスコープの360度を10度ずつに分割したものを支配星といいます。1つの星座はそれぞれ30度なので、1つの座宮には３つの支配星があることになります。ホロスコープの30度は、太陽が地球の周りをまわる軌道を30度ずつに分割したものと等しいのです。太陽は、約1か月をかけて座宮を通過する間に３つの支配星を通過します。太陽は、約10日ごとに支配星を移動します。それぞれの支配星は、基本的な12星座の特徴に影響を与えています。支配星の影響を考慮することによって、より正確に各誕生日の特徴を読み取ることができるのです。支配星の影響は、属する元素との関連で判断します。星座は、4元素のどれか1つの元素と関連づけられています。

火が支配している星座

おひつじ座、しし座、いて座　　支配星は、火星、太陽、木星

地が支配している星座

おうし座、おとめ座、やぎ座　　支配星は、金星、水星、土星

風が支配している星座

ふたご座、てんびん座 、みずがめ座　　支配星は、水星、金星、天王星

水が支配している星座

かに座、さそり座、うお座　　支配星は、月、冥王星、海王星

それぞれの星座の3つの支配星は、すべて同じ法則に基づいて並んでいます。３つの支配星は、それぞれの星座を支配する元素が、支配している3つの星座からそれぞれ影響を受けています。