占星術への招待状10  ~占星術における太陽の12の役割~

星のお話

9つのパーソナル・イヤー

パーソナル・イヤーは、9年周期となっています。それぞれのパーソナル・イヤーには、それぞれの波動があります。ある特定の年について知りたいと思ったら、自分のパーソナル・イヤーを計算してみましょう。計算方法は、知りたい西暦に生まれた月と日を足すだけです。1970年6月28日に生まれた人が、2022年がどういう年になるのかを知りたい場合は、生まれた年の数を2022に置き換えて、計算します。

例えば、生まれた年(1970)を2022に置き換えて

2022年6月28日=2+0+2+2+6+2+8=22=2+2=4

となります。そして、この波動は1月1日から12月31日までの1年間続きます。

パーソナル・イヤー1

この年は、始まりの年です。既に進行中のものは、さらなる飛躍のチャンスです。そして、自分独自の新しい何かを始めるが、次々と訪れる年となります。新しいことを始めるときには、リスクがつきものです。そして、正しい選択をするときには自信と勇気が必要です。自分の心の声に耳を傾けましょう。他の人の言葉に心を乱されぬよう躊躇することなく進みましょう。変化の兆しが見えたら、行動に移す時です。自分自身を高めることが大切です。努力を怠ってはいけません。この1年間は、独立心を養い、積極的に行動し、高い目標を目指すことを最優先しましょう。これらを実行できなければ、せっかくのパーソナル・イヤー1という絶好のチャンスの年を無駄にしてしまうことになってしまいます。夢の現実のためには、怠け心と迷いは大敵です。この年の大きな収穫は、新しいアイディアの創案や世の中のためになるような発明です。

パーソナル・イヤー2

この年のキーワードは、人間関係、協力、忍耐です。交際範囲が広がり、様々な分野の人々との新たな出会いがあります。仲介者としての役割を果たすことができるようになれば、交友関係やパートナーとの関係も長続きするものへと発展させることができます。また、素晴らしい刺激を与えてくれる人との出会いがあります。そういう出会いのチャンスを決して逃してはいけません。心を開いて、積極的に働きかけましょう。貴重な智恵の数々を教えてくれる大切な人です。この1年は、人との折り合い、心の平安、社交術、コミュニケーションの技術を学ぶ時です。人との交流を通して自分を見つめ、自分を見つめることによって自分を高めることができます。自分の自由と独立を犠牲にすることなく、周囲の人々と上手につき合い、様々な人と出会い、自分を第一に考えつつ人のために尽力する。そんなことができる1年なのです。

パーソナル・イヤー3、パーソナル・イヤー4は次回掲載

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