国宝から現代美術、サブカルチャーまでの探訪記: 東洋文庫ミュージアムへ行こう!アジアの歴史と文化に触れる魅力的なスポット

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こんにちは、あなたの旅のおともだちです。

今回は、東京都港区にある東洋文庫ミュージアムについてご紹介します。このミュージアムは、アジア全域の歴史と文化に関する様々な書籍や資料を展示しており、東洋学に興味を持つ人だけでなく、幅広い人々にとって楽しく学べる場所です。このミュージアムに行けば、あなたも東洋の魅力に引き込まれることでしょう。

東洋文庫ミュージアムとは?

東洋文庫ミュージアムは、東洋文庫の所蔵する約100万冊の書籍や資料を一般に公開するために2015年に開設された施設です。東洋文庫とは、1924年に三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎の三男、岩崎久彌によって設立された東洋学の専門図書館であり、研究所です。岩崎久彌は、自らも多くの書籍や資料を収集し、また世界各地から優秀な研究者や学者を招聘して、東洋学の発展に貢献しました。東洋文庫は、中国やインドなどの大陸から日本や朝鮮半島などの島国まで、アジア全域の歴史と文化に関する様々な言語で書かれた書籍や資料を収集・保存・研究しており、国際的にも高い評価を受けています。

東洋文庫ミュージアムは、東洋文庫の本館と隣接しており、約1,500平方メートルの展示スペースを有しています。ミュージアムでは、「時空をこえる本の旅」をコンセプトにしており、来館者が様々な時代や地域の知識や文化に触れることができます。ミュージアムでは、東洋文庫の歴史やコレクションの概要を紹介する常設展示と、テーマや地域に沿った企画展示が行われています。

常設展示では、「岩崎久彌とその時代」「東洋文庫コレクション」「世界へ拓く日本」「日本へ開く世界」の4つのゾーンがあります。

常設展示では、「岩崎久彌とその時代」「東洋文庫コレクション」「世界へ拓く日本」「日本へ開く世界」の4つのゾーンがあります。それぞれのゾーンでは、国宝や重要文化財などの貴重な書籍や資料が見られるほか、最新の展示技術やデジタルコンテンツも利用できます。例えば、「岩崎久彌とその時代」のゾーンでは、岩崎久彌の生涯や業績を紹介する映像や、彼が収集した書籍や資料の一部を見ることができます。また、「東洋文庫コレクション」のゾーンでは、東洋文庫が所蔵する約100万冊の書籍や資料の中から、約1,000点を展示しており、その多様性や価値を感じることができます。さらに、「世界へ拓く日本」「日本へ開く世界」のゾーンでは、日本とアジア各国との交流や影響を示す書籍や資料が展示されており、日本の歴史や文化を世界的な視野で見ることができます。

企画展示では、東洋文庫が所蔵する約100万冊の書籍や資料から選りすぐりのものを展示

企画展示では、東洋文庫が所蔵する約100万冊の書籍や資料から選りすぐりのものを展示し、その背景や意義を解説しています。例えば、過去には「シルクロードの旅人たち」「インド美術の魅力」「中国古典文学の世界」「朝鮮王朝時代の書物と絵画」などのテーマで展示が行われました。現在は、「東洋文庫創立100周年記念特別展 岩崎久彌と東洋文庫」が開催されており、東洋文庫の創設者である岩崎久彌の人物像や業績に迫る展示が見られます。

東洋文庫ミュージアムでは、講演会やワークショップなどのイベントも開催

東洋文庫ミュージアムでは、講演会やワークショップなどのイベントも開催しており、来館者が東洋学に触れる機会を提供しています。例えば、講演会では、東洋文庫の研究者や外部の専門家が、東洋学に関する様々な話題について語ってくれます。ワークショップでは、書道やペーパーアートなどの体験型のプログラムが用意されており、来館者が自分で作品を作ることができます。また、ミュージアムでは、「オリエント・カフェ」や「マルコ・ポーロ」などの施設も併設しており、食事やショッピングも楽しむことができます。

基本情報

住所:東京都文京区本駒込2-28-21 

TEL:03-3942-0280

アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」2番出口より徒歩8分、都営三田線「千石駅」A4出口より徒歩7分

開館時間:10:00~17:00まで(入館は16:30分まで)

休館日:火曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始

入館料:一般900円、65歳以上800円、大学生700円、中・高校生600円、小学生290円 入館料は変更があるため、ホームページで確認してください。

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